はんこ屋さんが教えるはんこのこと

実用的な贈り物!はんこのプレゼントはいかが?

あなたは、プレゼントとして誰かにはんこを贈ったこと、もしくは誰かからプレゼントされたことはありますか。意外に思う人もいるかもしれませんが、実は非常に実用的なプレゼントなのです。未成年のうちは使うことが少ないかもしれませんが、就職して社会に出ると、預金通帳を作ったり、会社の大切な資料に押印したり、契約を結ぶ際に実印を要求されたりと、仕事でもプライベートでも、印鑑を必要とする場面が多くなります。人生の大きな分岐点でもある結婚の際、婚姻届にも押印がかならず必要です。未成年の場合は預金通帳なども保護者が管理している場合が多いですが、成人後は自分の給与口座を開設する際に使用するなど、必要な場面が必ず訪れます。それらの理由から、成人した際に、成人のお祝いとして、我が子に印鑑を贈る親たちが多いです。押印が求められるような人生の大切な場面で使うものを、親が贈るというのは、とても素敵で一生モノの贈り物になります。実は、意外と値が張るものが多く、高いものだと宝飾品に匹敵するほどの値段がつくものもあります。一番有名な材質は象牙ですが、水晶などを使用して作っているものもあり、なかなかの高級品なのです。また、女性の場合は結婚の際に苗字が変わるため、旧姓から新姓に作り替えたものを、両親からプレゼントされることもあります。結婚後は、戸籍や住民票の移動など、何かと押印する機会が多いので、結婚を控えている女性は新姓のものを必ず一つは用意しておくといいでしょう。そもそも、女性は結婚で苗字が変わることが想定されるため、最初から苗字を省いて、名前のみが彫られたはんこをプレゼントする場合もみられます。そうすれば、結婚などで苗字が変わることに左右されず長く使えるので、プレゼントとしては、いっそう実用的です。銀行の預金口座を作る際に、下の名前だけのものでも口座を開設できるので、結婚後に口座の苗字変更の申請をする手間も省けます。このように、私たちの生活のたくさんの場面で活躍するはんこを、あなたの大切な人に送ってみてはいかがでしょうか。恋人たちのプロポーズの定番といえば、エンゲージリングですが、ここはひとつ趣向を凝らし、男性からプロポーズする際ならば、指輪とともに、自分自身の姓を彫った印鑑をプレゼントして、僕の名字になってほしいと一言いってみれば、ロマンチックかつ実用的な贈り物を添えた、素敵なプロポーズになると思いませんか。

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